- ハイエースのエンジンオイル交換時期が来たけど、ガソリンとディーゼルどちらにも対応したオイルがあるのか分からない
- 6型と7型では必要なオイル量や適合規格が違うと聞いたけど、どう選べばいいのか迷っている
- 粘度(5W-30や0W-20)の違いが分からず、自分の走行環境に合ったものを選べない
- ディーゼル車にはDL-1規格が必要と聞いたが、どんなオイルが本当におすすめなのか知りたい
- エンジンオイルの金額だけで選んでいいのか、種類による違いが気になる
こんな悩みがありませんか?

ハイエースのエンジンオイル選びって、ガソリン車とディーゼル車で全然違うし、粘度や規格の表示を見ても何を選べばいいのか分からない…
ハイエースは商用車として長距離・高負荷で使われることも多く、間違ったエンジンオイルを選ぶとエンジントラブルや燃費悪化の原因になりかねません。また6型と7型では必要なオイル量も異なるため、正しい知識に基づいた選択が必要です。
そこで今回はハイエースのエンジンオイルおすすめ選び方とガソリン・ディーゼルそれぞれに適したオイルについて解説していきます。
- ハイエースのエンジンタイプ別に最適なオイルの選び方
- 6型と7型の違いを考慮したオイル量と規格の知識
- 長持ちするエンジンを維持するための交換タイミングと方法
この記事を読めば、ハイエースのエンジンタイプやモデル年式に合わせた最適なエンジンオイルを選べるようになります。粘度や規格の違いを理解し、ガソリン車かディーゼル車かによってどんなオイルを選ぶべきかが明確になるでしょう。
あなたのハイエースを長く快適に使い続けるために、今日からできるエンジンオイル選びのポイントをしっかり押さえていきましょう。
ハイエースのエンジンオイルおすすめ選び方5つのポイント
ハイエースのエンジンオイル選びには、いくつかの重要なポイントがあります。



エンジンオイル選びで迷ったらこのポイントをチェック!
それでは各ポイントについて詳しく解説していきます。
①ガソリンとディーゼルエンジンで推奨オイルの種類が異なる
ハイエースはガソリンとディーゼルエンジンで使用するオイルの種類が大きく異なります。
エンジンの構造や燃焼方式が違うため、それぞれに適したオイルを選ぶことがエンジンの寿命を延ばす重要なポイントになるでしょう。
実際に、ハイエースのオーナーがオイル選びで間違いやすいのは以下のようなケースです。
- ディーゼル車にガソリン用オイルを入れてしまう
- DPF搭載車に非対応オイルを使用する
- 年式に合わない粘度のオイルを選ぶ
ガソリンエンジンの場合は、「0W-20」または「5W-30」の粘度が推奨されています。
ディーゼルエンジンには、年式によって「0W-30」や「0W-20 C5」などが適しています。
エンジン種類で選ぶべきオイルが違う
②6型と7型では必要なオイル量と適合規格を確認する
ハイエースの6型と7型ではエンジンオイルの必要量や適合規格が異なります。
取扱説明書やメンテナンスノートを確認して、自分の車両に合った量と規格を正確に把握することがとても大切です。
具体的に、ハイエースの型式によって以下のような違いがあるので注意しましょう。
- 6型ガソリン車:4.9L(フィルター交換時5.3L)
- 7型ディーゼル車:5.5L(フィルター交換時6.1L)
- 年式による規格の変更(APIやILSAC規格)
オイル量は車種によって微妙に異なるため、説明書を確認することが重要です。
また、型式によって適合規格も変わってくるので、最新のメーカー推奨規格に従いましょう。
③粘度(5W-30や0W-20など)を走行環境に合わせて選択する
エンジンオイルの粘度は走行環境や使用状況に合わせて選択することがポイントです。
粘度表記の「5W-30」や「0W-20」は、低温時と高温時の粘り気を表しており、数字が小さいほど低温時の流動性が高く、エンジンの始動性が良くなります。
以下のような環境や用途に応じて適切な粘度を選びましょう。
- 寒冷地での使用:低温時の流動性が高い0Wタイプ
- 高速走行や長距離移動が多い:5W-30など保護性能が高いもの
- 燃費重視:0W-20などの低粘度タイプ
粘度選びは燃費や始動性だけでなく、エンジンの保護性能にも関わってきます。
最近のハイエースでは燃費性能を重視した「0W-20」が推奨されていることが多いようです。
寒い地域に住んでいる方は、冬場の始動性を考えて0Wタイプを選んでみてはどうでしょうか?
④ディーゼル車はDL-1規格対応のオイルを必ず使用する
ハイエースのディーゼル車、特にDPF搭載モデルでは必ずDL-1規格に対応したオイルを使用すべきです。
DL-1規格は日本自動車技術会(JASO)が定めた規格で、ディーゼル微粒子捕集フィルター(DPF)の目詰まりを防ぐ低灰分設計となっています。
DPF搭載車に非対応オイルを使うと、以下のような問題が発生する恐れがあります。
- DPFの早期目詰まり
- 排気系統のトラブル
- エンジン寿命の低下
- 燃費の悪化
2010年7月以降のモデルではDPFが標準装備されていることが多いので、年式を確認しましょう。
最新の2021年8月以降のディーゼルモデルでは、「0W-20 C5」規格のオイルが指定されています。
正規のディーラーや信頼できる店舗でオイル交換すれば、適合オイルを選んでくれますよ!
⑤定期的な交換で金額以上の価値をエンジン寿命で回収できる
エンジンオイルの定期的な交換はハイエースの寿命を大きく左右する重要なメンテナンスです。
一回のオイル交換にかかる費用は数千円から1万円程度ですが、これを怠ると数十万円規模のエンジン修理が必要になる可能性があります。
以下のようなタイミングで定期的な交換を心がけましょう。
- 走行距離5,000km毎
- 6ヶ月経過毎
- 過酷な使用環境では3ヶ月または2,500km毎
オイル交換と同時にオイルフィルターも定期的に交換することをおすすめします。
オイルフィルターは通常、2回のオイル交換に1度の頻度で交換するのが良いでしょう。
自分でオイル交換ができれば、ディーラーでの交換に比べて半額以下でできちゃいますよ!



定期交換が車を長持ちさせる秘訣だよ!
ハイエースのガソリンエンジンオイルおすすめ4選
ハイエースのガソリンエンジンには様々なオイルが使えますが、特におすすめのものを紹介します。



あなたの使い方に合ったオイルを選んでね!
それでは各オイルの特徴を詳しく見ていきましょう。
ブランド | 種類 | 特徴 | 購入 |
---|---|---|---|
![]() ![]() TOYOTA | 0W-20 | 最新のSP規格に対応 トヨタブランドの安心感 コストパフォーマンスが高い |
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楽天 Yahoo |
![]() ![]() TAKUMI | 0W-20 | 100%化学合成油の高品質 劣化しにくい耐熱性能 最新のSP規格とGF-6A規格に対応 |
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楽天 Yahoo |
![]() ![]() モービル1 | 0W-20 | 優れた燃費性能 高い潤滑性能 ロングライフ設計 SP規格対応の最新性能 |
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![]() ![]() TOYOTA | 50W-30 | コストパフォーマンスが高い 高温時の保護性能に優れた5W-30粘度 最新のSP/GF-6規格に対応 |
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①トヨタ純正キャッスル SP 0W-20は燃費向上と保護性能を両立する
トヨタ純正のキャッスル SP 0W-20はハイエースに最適な基本性能を備えたオイルです。
トヨタのディーラーでも使用されている定番オイルで、燃費向上と保護性能をバランスよく両立しています。
このオイルは以下のような特徴があるため、多くのオーナーに選ばれています。
- 最新のSP規格に対応
- トヨタブランドの安心感
- コストパフォーマンスが高い
SP規格は最新のオイル規格で、エンジンの保護性能や清浄性が向上しています。
トヨタ純正ならではの安心感と、適切な価格設定で人気の高いオイルとなっています。
どのエンジンオイルを選べばいいか迷ったら、まずはこのキャッスルSP 0W-20を選んでおけば間違いありませんよ!
②TAKUMIモーターオイル 0W-20 SP/RC GF-6Aは高品質な化学合成油で耐久性に優れる
TAKUMIモーターオイルの0W-20 SP/RC GF-6Aは高品質な化学合成油を使用したプレミアムオイルです。
モータースポーツにも参加しているTAKUMIブランドのオイルは、耐熱性や耐久性に優れた性能を持っています。
このオイルが選ばれる理由は以下のような特徴があるからです。
- 100%化学合成油の高品質
- 劣化しにくい耐熱性能
- 最新のSP規格とGF-6A規格に対応
化学合成油は鉱物油よりも分子構造が均一で、高温でも安定した性能を保つことができます。
長距離走行が多いユーザーには「5W-30」グレードもあり、用途に応じて選ぶことができます。
ハイエースを長く大切に乗りたい方には、少し価格は高めですが性能面で満足できるオイルだと思いますよ!
③モービル1 0W-20は燃費性能と潤滑性能が高いプレミアムオイル
モービル1 0W-20は世界的に有名な高級オイルブランドが製造する高性能エンジンオイルです。
強化された摩擦特性により燃料消費を抑えつつ、優れた潤滑性能と耐摩耗性能を発揮するバランスの取れたオイルです。
モービル1 0W-20の主な特徴は以下の通りです。
- 優れた燃費性能
- 高い潤滑性能
- ロングライフ設計
- SP規格対応の最新性能
値段は少し高めですが、その分性能も高く、エンジンを長持ちさせたい方にぴったりです。
モービル1は古くから高級オイルとして人気があり、愛用者も多い信頼性の高いブランドです。
一度使ってみると違いが分かるかもしれませんので、試してみる価値はあるでしょう!
④キャッスル 5W-30は業務用途のハイエースに適した信頼性の高い鉱物油
トヨタ純正のキャッスル 5W-30は鉱物油ベースのコストパフォーマンスに優れたオイルです。
業務用途で使用するハイエースなど、頻繁にオイル交換を行うユーザーに適したスタンダードクラスのオイルとなっています。
このオイルが業務用途に選ばれる理由は以下の通りです。
- コストパフォーマンスが高い
- 高温時の保護性能に優れた5W-30粘度
- 最新のSP/GF-6規格に対応
5W-30の粘度は0W-20よりも高温時の油膜保持力が高く、負荷のかかる使用状況に適しています。
鉱物油ベースながら最新のSP規格に対応しており、十分な性能を発揮してくれるでしょう。
メリット | デメリット |
---|---|
コスト効率がよい 高温時の保護性能が高い 最新規格対応 トヨタ純正の安心感 | 低温時の流動性は劣る 化学合成油より耐久性が低い 燃費向上効果は小さめ 交換頻度が若干多くなる |
仕事で使うハイエースには、コスパ重視でこのオイルを選んでみてはいかがでしょうか?
ブランド | 種類 | 特徴 | 購入 |
---|---|---|---|
![]() ![]() TOYOTA | 0W-20 | 最新のSP規格に対応 トヨタブランドの安心感 コストパフォーマンスが高い |
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ディーゼルエンジンハイエースのオイル選びで重要な3つのポイント
ディーゼルエンジンを搭載したハイエースのオイル選びにはいくつか重要なポイントがあります。



ディーゼル車は特に注意が必要だよ!
ディーゼルエンジンのハイエースユーザーは、以下の点に注意してオイルを選びましょう。
①DPF搭載車には必ずDL-1規格対応のオイルを使用する
ディーゼル微粒子捕集フィルター(DPF)を搭載したハイエースには、必ずDL-1規格対応のオイルを使用する必要があります。
DL-1規格とは日本自動車技術会(JASO)が定めた規格で、DPFの目詰まりを防ぐために灰分を低減した設計になっています。
DPF搭載車で注意すべき点は以下の通りです。
- 非対応オイルを使うとDPFが目詰まりする
- DPF警告灯が点灯するリスクが高まる
- 排気システムの修理費用が高額になる可能性
ハイエースの場合、2010年7月以降のディーゼルモデルにはDPFが標準装備されています。
オイル交換時には必ず「DL-1」または「ACEA C5」などの規格表示を確認しましょう。
DL-1規格対応を必ず確認
②粘度は年式によって0W-30または0W-20 C5を選ぶ
ハイエースのディーゼルエンジンに使用するオイルの粘度は年式によって異なります。
2017年までのモデルでは「0W-30」が推奨されていましたが、2021年8月以降のモデルでは「0W-20 C5」が指定されています。
年式別の推奨粘度は以下のように変化しています。
- 2005〜2007年:10W-30
- 2007〜2010年:5W-30
- 2010〜2021年:0W-30
- 2021年8月以降:0W-20 C5
粘度が低いオイルほど燃費性能が向上する傾向がありますが、使用環境に合わせて選びましょう。
寒冷地では特に低粘度(0W-30や0W-20)のオイルが始動性の向上に役立ちます。
年式が不明な場合は取扱説明書や整備手帳で確認するか、ディーラーに問い合わせてみましょう!
③6型と7型では必要なオイル量が異なるため取扱説明書で確認する
ハイエースの6型と7型ではディーゼルエンジンのオイル量が異なるため、正確な量を確認する必要があります。
間違ったオイル量はエンジンの性能や寿命に影響を与える可能性があるので、取扱説明書で必ず確認しましょう。
各型式のディーゼルエンジンのオイル量は以下の通りです。
- 7型(1GD-FTV):5.5L(フィルター交換時6.1L)
- 6型(1KD-FTV):6.6〜6.8L(フィルター交換時6.8〜7.0L)
- 初期型(2KD-FTV):6.3L(フィルター交換時6.5L)
オイル量は車両の型式(KDHやGDH)によっても異なることがあるため注意が必要です。
オイル交換後は必ずオイルレベルゲージで量を確認し、不足や入れすぎがないようにしましょう。
ダッシュボード内のメンテナンスノートにも記載されているので、そちらも参考にしてくださいね!



オイル量の確認はエンジンを守る基本だよ!
エンジンオイルの規格と粘度で知っておくべき5つの知識
エンジンオイルを選ぶ際に知っておくべき規格と粘度についての基礎知識を紹介します。



オイル選びの基礎を押さえておこう!
正しいオイル選びのためにこれらの知識を身につけておきましょう。
①API規格(SP)は最新のガソリンエンジン用性能等級を示す
API規格とはアメリカ石油協会(API)が定めたエンジンオイルの性能基準です。
SPは現在最新の規格で、従来の規格より高い性能要件を満たしたオイルであることを示しています。
API規格の主な等級と特徴は以下の通りです。
- SP:2020年発効の最新規格
- SN:2010年発効(ハイエース6型対応)
- SM:2004年発効(ハイエース5型初期対応)
- SL:2001年発効(旧型対応)
規格の順番はSL→SM→SN→SPと進化しており、新しいものほど性能が高くなっています。
SPグレードでは特にエンジン内部の堆積物防止や摩耗防止性能が強化されています。
新しい規格のオイルは古い規格に対応したエンジンにも使用できるので、迷ったら最新規格を選ぶといいでしょう!
②ILSAC規格(GF-6)は省燃費性能の評価を加えたもの
ILSAC規格は国際潤滑油標準化認証委員会によって定められた規格です。
API規格に省燃費性能の評価を加えたもので、燃費向上と環境性能を重視したオイル選びに役立ちます。
ILSAC規格の変遷と特徴は以下の通りです。
- GF-6:2020年発効の最新規格(SPと併記)
- GF-5:2010年発効(SNと併記)
- GF-4:2004年発効(SMと併記)
- GF-3:2001年発効(SLと併記)
最新のGF-6規格では従来よりも高い省燃費性能が求められています。
GF-6は「GF-6A」と「GF-6B」に分かれており、GF-6Bは超低粘度オイル(0W-16など)向けの規格です。
③DL-1規格はディーゼル微粒子捕集フィルター対応のオイル規格
DL-1規格はディーゼル微粒子捕集フィルター(DPF)を搭載した車両向けに開発された規格です。
日本自動車技術会(JASO)が定めたこの規格は、DPFの目詰まりを防止するための低灰分設計となっています。
DL-1規格オイルの主な特徴は以下の通りです。
- 硫黄灰分が低い(Low SAPS)
- DPFの寿命延長効果
- 省燃費性能
- 酸化防止性能
2010年7月以降のディーゼルハイエースにはDPFが標準装備されており、必ずDL-1対応オイルを使用する必要があります。
最近のモデルではACEA規格の「C5」も使われていますが、これもDPF対応の低灰分設計オイルです。
DPF搭載車に非対応オイルを使うと高額な修理費用が発生する可能性があるので気をつけましょう!
④5W-30は高温時の保護性能に優れ長距離走行に適している
5W-30の粘度は低温時と高温時のバランスが取れたオイルで、長距離走行や高負荷走行に適しています。
粘度表記の「5W」は低温時の流動性を、「30」は高温時の粘度を表しており、0W-20よりも高温での油膜保持力が高いのが特徴です。
5W-30オイルのメリットは以下の通りです。
- 高温時の保護性能が優れている
- 長距離走行に適している
- 重負荷走行に強い
- 高速走行でも安定した性能
5W-30は0W-20よりも粘度が高く、高温時のエンジン保護性能に優れています。
業務用途や長距離を頻繁に走るハイエースには、5W-30がおすすめのケースが多いでしょう。
ただし最新のハイエースでは0W-20が指定されていることが多いため、取扱説明書を確認してくださいね!
⑤0W-20は低温時の始動性能と燃費性能に優れている
0W-20は低温時の流動性と燃費性能に優れたオイルで、現在の新型ハイエースに多く推奨されています。
粘度表記の「0W」は極めて優れた低温始動性を示し、「20」は高温時の粘度を表しており、燃費向上効果が高いオイルです。
0W-20オイルの主な特徴は以下の通りです。
- 優れた低温始動性能
- 高い燃費性能
- エンジンへの負担軽減
- 最新車両への適合性
0W-20は5W-30に比べて粘度が低いため、エンジン内部の抵抗が少なく燃費向上につながります。
2012年4月以降のハイエースガソリン車では0W-20が推奨されており、最新規格(SP/GF-6)のものが最適です。
寒冷地での使用にも適していますので、冬場の始動性を重視する方にもおすすめですよ!



低粘度オイルで燃費アップを狙おう!
ハイエースのオイル交換タイミングと効果的な方法3ステップ
ハイエースのオイル交換を効果的に行うための3つのステップを紹介します。



定期交換でエンジンを長持ちさせよう!
正しい交換方法で愛車のハイエースを長く健康に保ちましょう。
①走行距離5,000kmまたは半年ごとの定期的な交換を基本とする
ハイエースのエンジンオイルは定期的な交換が長寿命のカギとなります。
一般的に推奨される交換タイミングは、走行距離5,000kmまたは半年ごとのどちらか早い方を目安にすると良いでしょう。
使用状況によっては以下のように交換頻度を調整する必要があります。
- 通常使用:5,000km または 半年
- 過酷な使用環境:2,500km または 3ヶ月
- 頻繁に満載走行:短めの交換間隔
- 渋滞走行が多い:短めの交換間隔
ディーゼルエンジンもガソリンエンジンも同じ交換間隔が推奨されています。
オイルの色が黒くなったからといって必ずしも交換時期とは限らず、走行距離や時間で判断するようにしましょう。
定期交換が寿命を延ばす
②オイルフィルターは2回のオイル交換に1回の頻度で交換する
オイルフィルター(オイルエレメント)は、エンジンオイル内の不純物を取り除く重要な役割を担っています。
オイル交換を2回行うごとに1回の頻度でフィルターも交換することで、エンジンの健康状態を維持できます。
フィルター交換について知っておくべきポイントは以下の通りです。
- 標準交換頻度:オイル交換2回につき1回
- 過酷な使用環境:毎回交換がおすすめ
- 交換時はガスケットも新品に
- 純正または信頼できるメーカー品を使用
フィルター交換時はオイル量が通常よりも多く必要になるため、事前に確認しておきましょう。
例えば、7型ディーゼル車ではオイルのみの交換時は5.5Lですが、フィルター交換時は6.1Lになります。
適切なフィルター交換で、新しいオイルの性能を最大限に引き出すことができますよ!
③オイル量は年式や型式によって異なるため正確に測定して適量を入れる
ハイエースのエンジンオイル量は年式や型式によって異なるため、正確な量を確認することが重要です。
入れ過ぎはオイル漏れや白煙の原因となり、不足はエンジン焼き付きの危険性があるので適量を心がけましょう。
正確なオイル量を管理するポイントは以下の通りです。
- 取扱説明書やメンテナンスノートで確認
- オイルレベルゲージで適正量を測定
- 水平な場所でエンジン停止5分後に測定
- 上限と下限のマークの間に油面があれば適正
ハイエースのエンジンはフロントシートの下にあるため、助手席側のシートを跳ね上げるとエンジンルームにアクセスできます。
オイルゲージの位置を事前に確認しておくと、測定作業がスムーズに行えるでしょう。
エンジン種類 | オイルのみ交換 | フィルター交換時 |
---|---|---|
ガソリン(1TR/2TR) | 4.9L | 5.3L |
ディーゼル(1GD-FTV) | 5.5L | 6.1L |
ディーゼル(1KD-FTV) | 6.6〜6.8L | 6.8〜7.0L |
ディーゼル(2KD-FTV) | 6.3L | 6.5L |
自分でオイル交換をする場合、適切な工具と十分な量のオイルを用意しておくことが大切です。
オイル交換後は短距離走行してからエンジンを止め、もう一度レベルを確認すると安心ですよ!



正確な量で最高のパフォーマンスが出せるよ!
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