- ジムニーで走行中にナビのテレビが見られなくて困っている
- TVキャンセラーの取り付け方法がわからず失敗したくない
- 純正ナビとパナソニックナビどちらにも対応したTVキャンセラーの情報が知りたい
- パーキングブレーキ線の正しい接続方法がわからない
- JB64ジムニーで取り付けた後に不具合が出るのが心配
こんな悩みがありませんか?

ジムニーで長距離ドライブ中、助手席の人がテレビを見られたらいいのに…でも走行中は映らないし、TVキャンセラーの取り付けって難しそう…
純正ナビやパナソニックナビでTVキャンセラーを取り付ける際、パーキングブレーキ線の接続を間違えると、ナビの不具合やエラーの原因になってしまいます。特にJB64ジムニーでは、取り付け方法や配線処理に独自の注意点があり、一歩間違えると機能しなくなる可能性もあります。
そこで今回はジムニーのTVキャンセラー取り付け方法と注意点について、純正ナビとパナソニックナビそれぞれの違いや、パーキングブレーキ線の正しい処理方法まで詳しく解説します。
- ジムニーに適したTVキャンセラーの選び方と取り付け手順
- 純正ナビとパナソニックナビの配線処理の違いと対処法
- 取り付け後の不具合を防ぐためのチェックポイント
この記事を参考にすることで、ジムニーのTVキャンセラー取り付けを自分で行えるようになり、走行中でも助手席の方がテレビを楽しめるようになります。また、パーキングブレーキ線の正しい処理方法を理解することで、取り付け後の不具合リスクを大幅に減らすことができます。
愛車のジムニーをより快適に楽しむために、この記事で正しいTVキャンセラー取り付けの知識を身につけていきましょう。
ジムニーのTVキャンセラー取付け完全ガイド5ステップ
ジムニーに後付けでTVキャンセラーを取り付けることで、走行中にテレビを視聴できるようになります。
この記事では初心者でも簡単に取り付けられる5つの手順を紹介していきましょう。



工具は少なめで20分程度で完了するよ!
それぞれ解説していきます。
フロントパネルカバーを外してナビにアクセスする
TVキャンセラーを取り付けるためには、まずフロントパネルカバーを外してナビ本体にアクセスする必要があります。
ジムニーのフロントパネルは比較的簡単に外せるので、初心者でも心配はいりません。
実際に、パネルを外すときには以下のような手順で作業を進めるとスムーズに進められます。
- 灰皿を引き抜いて金属製ブラケットを外す
- ブラケットにある照明部分も取り外す
- パネルカバー下側を持ち、手前に引く
- シガーソケットとハザードランプのコネクターを抜く
パネルカバーはツメで差し込まれているだけなので、無理な力を加えずに慎重に作業しましょう。
作業時はキズ防止のため、内装はがしツールを使うとより安全に作業ができます。
難しそうに感じるかもしれませんが、意外と簡単だから心配しないでくださいね!
純正ナビ背面の白いコネクターを取り外す
フロントパネルを外したら、次はナビ本体を取り出して背面の白いコネクターにアクセスします。
ナビ本体は4つのネジで固定されているので、これらを外すことで簡単に取り出すことができるのです。
実際に、ナビ背面にあるコネクターを取り外す手順は以下のとおりです。
- ナビを固定している4つのネジを外す
- 金属製ブラケットごとナビを引き抜く
- ナビ背面にある白いコネクターを確認する
- 白いコネクターを慎重に引き抜く
白いコネクターはTVキャンセラーを接続するために必要な部分なので、無理に引っ張らないように注意しましょう。
また、アース線の位置も確認しておくと、あとの作業がスムーズに進みます。
コネクターを抜くときはロック部分を押しながら行うと、端子が折れる心配がないですよ!
コネクターを無理に引っ張らない
TVキャンセラーを間に接続してアース線を取り付ける
取り外した白いコネクターとナビの間にTVキャンセラーを接続するのが、この作業の核心部分です。
TVキャンセラーは車両とナビの間に入って、走行中でもテレビが映るように信号を操作する役割を持っています。
具体的な接続手順は、次のようなステップで進めていきましょう。
- TVキャンセラーを車両側とナビ側に接続
- キャンセラーからのアース線を確認
- アース線をナビのアース取り付け場所に接続
- 配線に緩みがないか確認
アース線はボディのどこでも接続可能ですが、既存のアース位置に共締めするのが一般的です。
このアース接続によって、走行中でも車が停車していると認識させることができるので重要なポイントになります。
初めての方でも配線図を見ながら慎重に行えば、特に難しい作業ではありませんよ!
パーキングブレーキ線を正しく処理する
パーキングブレーキ線の処理は、TVキャンセラー取付けで最も重要なポイントの一つです。
正しく処理しないと、走行中常にパーキングブレーキ警告が表示されるなどの不具合が発生する可能性があります。
パーキングブレーキ線の正しい処理方法として、以下の手順を確認しておきましょう。
- 若草色の配線を適切な長さで切断する
- オーディオ側の配線をアースに接続する
- 車両側の配線は必ず絶縁処理をする
- 接続部分をビニールテープで絶縁する
特に車両側の配線を絶縁処理することは重要で、これを怠るとパーキングブレーキ警告が常時点灯します。
ジムニーでは若草色の線がパーキングブレーキ信号線となっているので、間違えないよう注意してください。
接続がうまくいかない場合は無理せず、専門店に相談するのも一つの方法ですよ!
動作確認をして不具合がないか確認する
すべての取付け作業が完了したら、最後に動作確認をして問題なく機能するか確認する必要があります。
動作確認は実際に車を走行させて行うため、安全な場所で行うようにしましょう。
具体的に確認すべき項目は以下のようなものになります。
- 走行中にテレビが映るかチェック
- ナビ操作が可能かどうか確認
- パーキングブレーキ警告が不要に表示されないか
- ナビの自車位置が正しく表示されるか
テレビは映るようになっても、ナビ操作ができない場合もあるので機種によって機能が異なることを理解しておきましょう。
もし不具合があれば、配線の接続状態や絶縁処理を再確認することが大切です。
あくまでも同乗者が楽しむためのものなので、運転中は前方注視を忘れないでくださいね!



安全運転が一番大事だよ!
JB64ジムニー純正ナビでの走行中テレビ視聴を可能にする3つの方法
JB64ジムニーの純正ナビで走行中にテレビを視聴するには、いくつかの方法があります。
それぞれに特徴があるので、自分の技術レベルや予算に合わせて選ぶといいでしょう。



予算や難易度に合わせて選べるよ!
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
専用TVキャンセラーを取り付けて擬似信号を送る
専用TVキャンセラーを取り付ける方法は、最も一般的で確実な走行中テレビ視聴の解除方法です。
TVキャンセラーは車両のシステムに擬似信号を送ることで、走行中でも停車していると認識させる仕組みになっています。
この方法のメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
- 取付けが比較的簡単
- 専用キットで確実に機能する
- 数千円から購入可能
- 取付け後の調整が少ない
JB64ジムニー向けの専用TVキャンセラーは数千円から販売されており、比較的手頃な価格で購入できます。
ただし安価な製品では不具合が発生するリスクもあるため、評判の良いメーカー製品を選ぶことをおすすめします。
DIYが苦手な方は、カー用品店などでの取付けサービスも検討してみてはいかがでしょう?
メリット | デメリット |
---|---|
簡単な取付け 確実な機能 コストパフォーマンスが良い 調整が少ない | 不具合が発生するリスク 安価品は品質に問題あり 配線処理が必要 OBD検査で問題の可能性 |
パーキングブレーキ線を正しく処理して警告を回避する
パーキングブレーキ線を直接処理する方法は、TVキャンセラーよりもさらにシンプルな解除方法になります。
この方法では若草色のパーキングブレーキ線を適切に処理することで、ナビに常に停車中であると認識させることができます。
パーキングブレーキ線の処理方法について、具体的な手順を確認しましょう。
- 若草色線を切断して車両側を絶縁処理
- オーディオ側をボディアースに接続
- 接続部分をしっかり固定
- 動作確認を行う
この方法のメリットは専用部品が不要で費用が抑えられることですが、車種によっては様々な不具合が出る可能性があります。
特にJB64ジムニーでは、単純なパーキングブレーキ線処理だけでは警告灯が点灯する場合があるので注意が必要です。
電装知識がある方向けの方法なので、自信がない場合は専用キットの使用をおすすめしますよ!
車両側の配線は必ず絶縁する
パナソニックナビ向けの適合キットを使用する
JB64ジムニーに搭載されているパナソニック製純正ナビには、専用の適合キットが存在します。
これらのキットはパナソニックナビの仕様に合わせて設計されており、不具合のリスクが少ないというメリットがあります。
具体的な適合キットの種類や選び方について見ていきましょう。
- パナソニックナビ専用設計
- 取付け手順が明確
- 不具合リスクが少ない
- 配線処理が比較的シンプル
パナソニックナビ向け適合キットは型番が重要で、JB64ジムニーの場合は「CN-FZ1087ZA」などの型番に対応したキットを選ぶ必要があります。
適合キットは一般的なTVキャンセラーよりもやや高価ですが、その分安定した動作が期待できるのです。
取り付け方法は基本的に通常のTVキャンセラーと同じなので、説明書をよく読んで作業してくださいね!
項目 | 一般TVキャンセラー | パナソニック適合キット |
---|---|---|
価格帯 | 1,000円〜5,000円 | 3,000円〜10,000円 |
適合性 | 汎用 | 専用設計 |
不具合リスク | 中〜高 | 低〜中 |
取付難易度 | 中程度 | 比較的簡単 |
配線処理 | 複雑な場合あり | シンプル |
保証 | メーカーによる | あり(多くの場合) |
TVキャンセラー取付け後に発生する可能性がある不具合5つ
TVキャンセラーを取り付けると便利になる一方で、様々な不具合が発生する可能性もあります。
これから紹介する5つの不具合を知ることで、トラブルを未然に防いだり早期発見したりすることができるでしょう。



事前に知っておけば対処も簡単だよ!
それでは、それぞれの不具合について詳しく見ていきましょう。
ナビの自車位置が正しく表示されない問題が起きる
TVキャンセラー取付け後に最も多く報告されるのが、ナビの自車位置が正しく表示されない問題です。
これはTVキャンセラーが車速信号を操作するため、ナビが正確な位置を把握できなくなることが原因です。
この問題に関連して、具体的にどのような症状が現れるのか確認してみましょう。
- 実際に走行しても自車位置が動かない
- 同じ場所をぐるぐる回っているように表示
- 高速道路と一般道の区別ができない
- GPSによる位置補正が頻繁に発生
この問題を解決するには、質の良いTVキャンセラーを使用することが重要です。
車速信号への影響が少ない製品を選ぶことで、位置表示の問題を軽減することができます。
ナビの自車位置が頻繁にずれるようなら、取付け方法を再確認してみてくださいね!
高品質なキットを選ぶのが大切
パーキングブレーキ警告が常に表示される
TVキャンセラー取付け後によく発生するもう一つの問題が、パーキングブレーキ警告が常に表示されることです。
これは主に若草色のパーキングブレーキ線の処理が不適切な場合に起こり、運転時に常に警告表示が出て煩わしく感じます。
警告表示が出る原因と対処法について、詳しく見ていきましょう。
- 車両側の配線を絶縁していない
- オーディオ側のみアース接続している
- 配線のカット位置が不適切
- 接続部分の接触不良がある
この問題を解決するためには、パーキングブレーキ線の若草色配線を切断し、車両側を必ず絶縁処理することが重要です。
オーディオ側だけをアースに接続し、車両側はビニールテープなどでしっかり絶縁すれば警告は表示されなくなります。
配線の処理に自信がない場合は、電装に詳しい友人に相談するか専門店に依頼するのも一つの手ですよ!
走行中に線の接続不良で映像が途切れる
TVキャンセラーを取り付けた後、走行中に映像が途切れる問題が発生することがあります。
これは主に配線の接続不良や振動による接触不良が原因で、特に振動の多いジムニーでは起こりやすい問題です。
映像途切れの原因と対策について、詳しく見ていきましょう。
- コネクター接続部の緩み
- アース接続の不良
- 配線のかみ込みによる損傷
- TVキャンセラー自体の不良
この問題を解決するには、すべての接続部をしっかり固定し、振動で動かないようにすることが重要です。
配線をケーブルタイやテープで固定したり、コネクター部分を絶縁テープで補強すると良いでしょう。
特にオフロード走行の多いジムニーでは、しっかりとした配線処理が大切ですよ!
JB64で特有の警告灯が不必要に点灯する
JB64ジムニーに特有の問題として、TVキャンセラー取付け後に様々な警告灯が不必要に点灯することがあります。
これはJB64の電子制御システムがTVキャンセラーの信号操作を異常と判断することが原因です。
具体的にどのような警告灯が点灯する可能性があるか見ていきましょう。
- ブレーキ警告灯
- エンジン警告灯
- ABS警告灯
- その他のシステム警告
この問題を解決するには、JB64専用に設計されたTVキャンセラーを使用することが重要です。
汎用品ではなく、JB64ジムニーに適合した専用品を選ぶことで警告灯点灯のリスクを減らせます。
もし警告灯が点灯してしまったら、一度TVキャンセラーを外して症状が改善するか確認してみてください!
純正ナビシステムで予期せぬバグが発生する
TVキャンセラー取付け後に純正ナビシステムで予期せぬバグや動作不良が発生することがあります。
これはTVキャンセラーが車両の通信システム(CAN通信)に影響を与えることが原因で起こる複合的な問題です。
どのようなバグが発生する可能性があるか、詳しく見ていきましょう。
- ナビ画面のフリーズ
- メニュー操作の不具合
- 音声ガイドの異常
- システム再起動の繰り返し
これらの問題を解決するには、品質の高いTVキャンセラーを使用することが重要です。
安価な製品よりも、多少高価でも信頼性の高いメーカー製品を選ぶことで、バグ発生リスクを減らせます。
もしバグが頻発するようなら、一度TVキャンセラーを外して様子を見てみるのも良いですね!



安いものより信頼性を重視しよう!
純正ナビとパナソニックナビのTVキャンセラー取付け違い4つ
ジムニーに搭載されている純正ナビとパナソニックナビでは、TVキャンセラーの取付け方法に違いがあります。
それぞれのナビに合った取付け方法を知ることで、トラブルを避けることができるでしょう。



ナビの種類で取付け方が変わるよ!
それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
純正ナビは専用キットが必要になる
純正ナビに取り付ける場合は、ジムニー専用のTVキャンセラーキットが必要になります。
これは純正ナビが車両システムと密接に連動しているため、一般的なキャンセラーでは互換性の問題が発生するからです。
純正ナビに適した専用キットの特徴を見ていきましょう。
- ジムニー純正ナビ専用設計
- 純正コネクターにぴったり適合
- 車両システムとの互換性が高い
- 取付け説明書が詳細
純正ナビ用のキットは、型番で「99090-53U23-P01」などの製品番号が付いており、適合性を確認してから購入する必要があります。
専用キットは汎用品よりも高価ですが、不具合リスクを考えると長期的にはコスパが良いと言えるでしょう。
純正ナビを大事にするなら、安心の専用キットを選ぶことをおすすめしますよ!
パナソニックナビは配線処理が比較的シンプル
パナソニックナビへのTVキャンセラー取付けは、純正ナビと比べて配線処理が比較的シンプルという特徴があります。
パナソニックナビは標準的な配線仕様に近いため、一般的なTVキャンセラーキットでも対応しやすいのです。
パナソニックナビへの配線処理の特徴を詳しく見ていきましょう。
- 標準的な配線色を採用
- パーキングブレーキ線の処理が明確
- カプラーオン設計のキットが多い
- 汎用TVキャンセラーにも対応
パナソニックナビへの取付けでは、「CM-RE06WD」などの型番に適合したキットを使用することでより簡単に作業ができます。
また、配線色も標準的なものが多いため、汎用的なTVキャンセラーでも比較的簡単に取り付けられるでしょう。
初めてTVキャンセラーを取り付ける方でも、パナソニックナビなら比較的挑戦しやすいですよ!
配線色が機種によって若草色と異なる場合がある
TVキャンセラー取付けで重要なパーキングブレーキ線の色は、ナビの機種によって異なる場合があります。
一般的に若草色と言われていますが、機種やモデルによっては他の色が使われていることもあるのです。
配線色の違いについて、注意すべきポイントを見ていきましょう。
- 純正ナビは若草色が基本
- パナソニックナビは緑色の場合も
- 年式によって配線色が変更
- 配線図で必ず確認が必要
配線色が異なる場合でも基本的な機能は同じですが、取付け前に必ず配線図や説明書で確認することが重要です。
不安な場合はテスターでパーキングブレーキ信号を測定することで、確実に正しい配線を特定できます。
カラーコードだけに頼らず、配線の役割をしっかり理解して作業を進めてくださいね!
ナビタイプ | パーキングブレーキ線 | 車速信号線 |
---|---|---|
純正ナビ | 若草色 | 紫色 |
パナソニック | 緑色/若草色 | 桃色/紫色 |
その他社外品 | 機種による | 機種による |
JB23旧型 | 黄緑色 | 紫色 |
JB64新型 | 若草色 | 紫色 |
JB74シエラ | 若草色 | 紫色 |
取付け後の不具合発生リスクが異なる
純正ナビとパナソニックナビでは、TVキャンセラー取付け後の不具合発生リスクに違いがあります。
一般的に純正ナビは車両システムと密接に連動しているため、不具合が発生するリスクが高いと言われています。
それぞれのナビにおける不具合リスクの違いを詳しく見ていきましょう。
- 純正ナビは警告灯点灯リスクが高い
- パナソニックナビは比較的安定
- 純正ナビはCAN通信に影響が出やすい
- パナソニックは汎用キットでも対応可能
純正ナビでの不具合リスクを減らすには、専用設計のキットを使用し、正確な取付け手順を守ることが重要です。
パナソニックナビは比較的安定していますが、それでも品質の高いキットを選ぶことで不具合リスクを最小限に抑えられます。
自分の車のナビタイプをよく確認して、適切なキットを選ぶようにしましょうね!



車のシステムを大事にしよう!
TVキャンセラー取付けでパーキングブレーキ線を正しく接続する方法
TVキャンセラーを正しく機能させるためには、パーキングブレーキ線の適切な処理が不可欠です。
この配線処理を誤ると様々な不具合の原因となるので、正確に作業することが重要になります。



配線処理が成功の鍵だよ!
それでは各ステップについて詳しく解説していきましょう。
若草色の配線を適切な長さで切断する
TVキャンセラー取付けの第一歩は、パーキングブレーキ信号線である若草色の配線を適切な長さで切断することです。
この配線は単に切るだけでなく、切断後の処理も重要なポイントになります。
若草色配線の切断について、具体的な手順を見ていきましょう。
- 若草色配線の場所を特定する
- 適切な長さを残して切断する
- 切断後に両端を区別する
- 被覆をキレイに剥く
若草色配線はナビユニット背面の5ピンコネクタに接続されていることが多く、この配線を見つけることが最初のステップです。
配線を切断する際は、後で作業がしやすいように十分な長さ(5〜10cm程度)を残して切ることをおすすめします。
切った後は必ずどちらがオーディオ側でどちらが車両側かを忘れないようにしておきましょう!
切断前に必ず配線を確認
オーディオ側の配線をアースに接続する
若草色配線を切断したら、次はオーディオ側(ナビ側)の配線をアースに接続する作業を行います。
この接続によって、ナビは常にパーキングブレーキが引かれた状態だと認識するようになります。
オーディオ側配線のアース接続方法について、詳しく見ていきましょう。
- 近くのアースポイントを見つける
- 端子を圧着または半田付け
- 既存のアースボルトに共締め
- 接触状態を確認する
アース接続はナビユニット近くの金属部分であれば基本的にどこでも可能ですが、既存のアースポイントを利用すると確実です。
配線端子を圧着する際は専用の工具を使うとより確実な接続ができ、接触不良のリスクを減らせます。
接続後は軽く引っ張って抜けないことを確認しておくと安心ですよ!
車両側の配線は絶縁処理を必ず行う
TVキャンセラー取付けで最も重要なポイントの一つが、車両側の配線を適切に絶縁処理することです。
この処理を怠ると、パーキングブレーキ警告が常時点灯するなどの不具合の原因となります。
車両側配線の正しい絶縁処理について、詳しく解説します。
- 車両側の配線を特定する
- ビニールテープで確実に絶縁
- 熱収縮チューブも効果的
- 他の配線と接触しないよう固定
車両側の配線は絶対に他の配線やボディに接触しないように、ビニールテープで複数回巻いて確実に絶縁します。
より確実な絶縁を行いたい場合は、熱収縮チューブを使用して端部をしっかりカバーする方法もおすすめです。
電装に詳しくない方は、この作業だけでもショップに依頼すると安心かもしれませんね!
接続部分をしっかり固定して緩みを防ぐ
すべての配線処理が完了したら、最後に接続部分をしっかり固定して振動による緩みや接触不良を防ぐことが大切です。
特にオフロード走行の多いジムニーでは、この固定作業が非常に重要になります。
接続部分の固定方法について、いくつかの方法を紹介します。
- ケーブルタイで固定する
- 配線クリップを使用する
- 余裕を持ったルーティング
- 振動の少ない場所に配置
接続部分はケーブルタイなどでしっかり固定し、振動や走行時の揺れで緩まないようにすることが重要です。
また、配線にはある程度の余裕を持たせることで、引っ張られて断線するリスクを減らすことができます。
最後に一度全体を確認して、配線が挟まれたり無理な力がかかったりしていないか確認しましょう!



しっかり固定すれば長持ちするよ!
ジムニーTVキャンセラー使用時の走行中の注意点4つ
TVキャンセラーを取り付けた後は、安全に使用するために守るべき注意点があります。
便利なアイテムである一方、使い方を誤ると事故や法律違反につながる可能性もあるので注意しましょう。



安全運転が最優先だよ!
それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
運転者がテレビを注視することは違法である
TVキャンセラーを取り付けることで走行中にテレビが映るようになりますが、運転者がテレビを注視することは道路交通法違反になります。
TVキャンセラー自体の取り付けは違法ではありませんが、その使用方法によっては法律に抵触する可能性があるのです。
道路交通法上の扱いについて、正しく理解しておきましょう。
- 運転者の画面注視は道路交通法違反
- 同乗者のみが視聴可能
- 違反時は罰金や減点の対象
- 取り締まりも厳しくなっている
ジムニーに限らず、どの車でも運転中に映像を注視することは道路交通法第71条で禁止されています。
TVキャンセラーの目的は同乗者が楽しむためのものであり、運転者が視聴することを目的としたものではありません。
安全運転を心がけ、法律を守って使用するようにしましょう!
ナビ操作は安全な場所に停車してから行う
TVキャンセラーを使用すると走行中でもナビ操作が可能になりますが、操作は必ず安全な場所に停車してから行うべきです。
運転中のナビ操作は注意力が散漫になり、重大な事故につながる可能性があります。
安全なナビ操作の方法について、いくつかのポイントを紹介します。
- 操作は必ず停車中に行う
- 出発前に設定を済ませておく
- 音声操作機能を活用する
- 同乗者に操作を依頼する
ナビの目的地設定などの複雑な操作は、必ず出発前や安全な場所に停車してから行うようにしましょう。
最近のナビは音声操作機能が充実しているものも多いので、そうした機能を活用するのも良い方法です。
同乗者がいる場合は操作を依頼すれば、運転に集中することができますよ!
運転中の操作は非常に危険
視聴による注意散漫で事故のリスクが高まる
TVキャンセラーを取り付けることで得られる便利さの一方で、運転中の注意散漫による事故リスクが高まる点に注意が必要です。
テレビの音や映像は運転者の注意力を奪い、重大事故につながる可能性があることを認識しておくべきです。
注意散漫による事故リスクを減らすための方法を見ていきましょう。
- 音量は適切なレベルに調整
- 運転者の視界に入らない角度
- 注意散漫になりやすい番組は避ける
- ながら運転の危険性を認識
運転中はテレビの音量を控えめにするなど、運転に集中できる環境を意識することが重要です。
また、画面が運転者の視界に入らないような角度に調整することで、無意識に画面を見てしまうリスクを減らせます。
運転は常に命に関わる行為であることを忘れず、安全運転を心がけましょう!
不具合発生時は速やかに専門店で点検を受ける
TVキャンセラー取付け後に何らかの不具合が発生した場合は、速やかに専門店で点検を受けることが重要です。
素人判断で対処しようとすると、さらなる問題を引き起こす可能性があります。
不具合発生時の対処法について、いくつかのポイントを紹介します。
- 警告灯点灯は早めに対処
- ナビの誤動作も放置しない
- 自己判断での修理は危険
- 専門店に相談する
警告灯が点灯したり、ナビの挙動がおかしいなどの症状が出た場合は、早めに専門店で診断を受けましょう。
また、TVキャンセラーが原因と思われる場合は、一時的に取り外して症状が改善するかを確認することも有効です。
車の安全に関わる問題は専門家に任せるのが一番ですよ!



安全第一で楽しいカーライフを!
コメント